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「心の瞳」(こころのひとみ)は、坂本九の楽曲。作詞は荒木とよひさ、作曲は三木たかし。 == 概要 == 1985年5月22日にファンハウス移籍後初のシングル「懐しきlove-song」のB面曲として発売されたが、坂本が同年8月12日に発生した日本航空123便墜落事故に巻き込まれて逝去したため、結果的に坂本の遺作となった楽曲である。下記の説明にもあるとおり、絆をテーマとしている。 1985年8月12日(前述の墜落事故当日)には、NHK505スタジオで収録された公開録音『歌謡スペシャル 秋一番!坂本九』〔逝去後の同年9月1日にNHK-FM放送にて、追悼アナウンスを添えて放送された。〕において、羽田健太郎のピアノ伴奏(1番のみ)〔2番は、オリジナル・カラオケらしき音源が使用された。〕とともにこの曲が歌われた。しかしながら同日の墜落事故により、コンサートでの披露がついに実現することはなかった。 その後、九の葬儀において、音源での父の歌声をのせる形で、長女の大島花子がこの曲をピアノで演奏した〔音楽番組『誰も知らない泣ける歌』(日本テレビ、2008年11月25日放送分)より。また、妻に語ったエピソードは、『小倉淳の早起きGoodDay! 〝心に残るあの歌・この歌〟』(ニッポン放送、2010年6月24日放送分)で楽曲とともに紹介された〕。 九逝去の同年、中学校教諭の長谷川剛が合唱曲に仕立て生徒に歌わせたものが、人づてに近隣の学校などに広がり〔朝日新聞 神奈川版 『上を向いて歩こう 坂本九生誕70年 (5)合唱曲 歌い継がれ』(2011年12月10日)より〕、後に、滝口亮介をはじめとして、横山潤子、梅垣達志といった、多くの音楽家によっても編曲されている。現在では合唱曲としての知名度が高く、混声3部合唱として、中学生を中心に広く歌われ親しまれている。 柏木由紀子、長女の大島花子、次女の舞坂ゆき子はその後、2004年9月8日に「maman et ses filles」名義でミニアルバム『心の瞳』(OMCA-3006、オーマガトキ)をリリースする。この曲については、3人での歌唱バージョンのほか、品川女子学院の生徒が参加した合唱バージョンも収録されている。このCDリリースもあって、近年の歌番組などでは、3人がこの曲を披露することが多い。また2008年11月25日に、日本テレビ系の音楽番組『誰も知らない泣ける歌』でこの曲が紹介された時は、オリジナル音源での九の歌声に合わせて、3人がこの曲を歌唱した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「心の瞳 (坂本九の曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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